まとめきれない。

日本語がままならないのは仕様です。

不安なんてなかった

初めまして、あるてんです。

ブログとか初めて書くので読み難い部分が多々あるかと思いますが、どうぞ温かい目で見てやってください。

あの、私、ご存知ないかもしれませんが、声優で俳優の藤原祐規さんが好きなんです。

それで、今日は藤原祐規さんが出演されてるミュージカル「しゃばけ 弐」千秋楽を観てきたので、その感想なんかをポチポチ書いていこうかと思います。

多分長くなります。

ではいきます。

「観てよかった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

もう、本当にこの一言に尽きます。

推しが出てるということで、前作も紀伊国屋サザンシアターまで観に行ったんです。

でも、思うところが多分ありまして……

一太郎が松之助に会いにいこうとするのは、松之助にとって嬉しいことなの?」

一太郎が産まれたから。と長崎屋と縁を切られ東屋で苦労している松之助に、なに不自由なく幸せに暮らす一太郎が救いの手を差し伸べるって……『一太郎坊ちゃんはお優しい』みたいな綺麗事で終わるの?」

みたいな。

私の性格の歪みが滲み出てますよね。

「優しいというか、それって押し付けじゃないの?」って完全に歪んでますよね。ごめんなさい。

でもそう思ってしまったんです。

だから今作を観るのが怖くて。

また綺麗事並べて「みんな幸せだね!」みたいな感じだったらどうしよう。

私の性格の歪みが露見するだけして、自己嫌悪になるのは嫌だ。

こうやって文句ばっかり言いたくはないですし、こんな気持ちをした私が舞台を観て、客席の一体感を損ねたらどうしようと思い、

「嫌いなら見ない」ことにしようとしてました。

でも友達の感想ツイートとか、色んな人の感想を読んで、「これは観ないと後悔するかもな…」と悩み、結局観ることにしたんです。

もう飛行機乗っても、会場着いても、友達と会っても、不安で不安で。

「これでまたモヤモヤしたら……」

「みんなと語ってる時口だけ合わせて『イイね』って言いたくない、かと言って自分の性格の歪みを見せたくもない……」

めちゃくちゃ不安でした。

不安なまま階段を登り、

不安なまま席に座り、

不安なままスマホの電源を切り、

不安なまま、幕が上がりました。

わずか10分後。

めちゃめちゃ泣いてました。

あの不安どこいってん!

めっちゃ悩んどった癖に号泣しとるやん!!

いや、私ちょろ過ぎるやろ!!!!

でも本当に良くって!!!!!!

まずお雛ちゃんの「私は幸せ」。

自分の居場所はないと思いながらも「私は幸せ」だと言い聞かせて、期待に応えないと、愛される私でいないと、と自分を作ってしまったお雛ちゃん。

屏風のぞきが見つけてくれた「祖父母が集めていた使用済みの畳紙」のおかげで自分自身が愛されていて、ここに私の居場所があるとわかるんですが。

岡村さんの歌のうまさと、透き通った声に乗って伝わってくるお雛ちゃんの感情が、もう。

泣ける泣ける。

「こんな気持ちで客席に座っていいのかな」って思ってた私なんてもう。

号泣ですよ。

あ〜〜よかったな〜。

何で迷ってたんだ私〜。

2回、いや、3回は観たかった。

くっそ〜〜〜〜〜〜。

しかも次は松之助のお話ですよ。

こちらも素晴らしかった………。

あの、もう、

一太郎の押し付けじゃない?」なんて思ってごめんなさい。

私が言えることではありませんでした。

松之助を1番大切に想ってたのは一太郎でした。

いつも支えていたのは一太郎でした。

ご飯もまともに食べれず、

奉公先からは辛く当たられ、

起きてるだけで地獄なのに、眠っても夢で父親にきられてしまう。

初めて自分に優しくしてくれた人を信用した途端、裏切られる。

こうなりたいと憧れていた人は「こんなんで生きていても仕方ない」と自分の目の前で死を選ぶ。

不幸すぎる中、何度も希望を与え、綺麗な心を思い出させてくれたのは一太郎でした。

ほんと、綺麗事とか言ってごめんなさい。

どうか、幸せになってください。

はぁ〜〜〜〜松之助が平野さんで良かった。

人を殺めようとするシーンでの狂気さとか、

ひとりぼっちな雰囲気とか、

これからどうしたらいいのかわからない不安とか、

嫌という程伝わってくる。

さらに松之助が泣くんだもん。

私だって泣いてしまうよ………。

とにかくよかった。

あんなに悩んでたのが嘘みたいに泣いた。

自分の居場所がわからなかったり

自分を大切に想ってくれる人なんていない

って悩んでる人は、是非しゃばけ弐のDVDを買ってください。

悩みが涙と一緒に流れるはずです。

いっぱい泣いて、新しい自分になれると思います。

あと、

特典映像で屏風のぞきの可愛い姿とか

平野さんの真剣な眼差しとか

与吉のおもしろとか

狐さんのモフモフとか

女性陣の綺麗な歌声とか

鳴家たちのきゅっわきゅっわなとことか

いろいろ見れると思います。

本当によかったんで、是非。

あと次回も決定しましたので、是非。

P.S.

結局屏風のぞきは何スキーなんでしょう?